親が不仲(もしくは毒親)を見て育った場合の家庭

huhu 子育て

こんにちは。詰めの甘いかずけです。

今日も緩くいきますが、ちょっぴりまじめな話題になります。

皆さんのご両親は幸せそうですか? 以前、僕と妻との関係についてこんな記事を書いたことがありました。夫婦の仲の良さは、子供の目にどう映る?

うちの場合は…僕自身子供の立場から見て幸せそうに見えませんでした。幸せといっても経済的なものであったり、精神的なものであったり人それぞれ価値観は違いますし、夫婦はケンカするほど仲が良いなんてことも聞くので何が正解なのかはわかりませんが、僕が子供の時から親をずっと見ていると、とても幸せそうな雰囲気は感じられませんでした。

そして、僕も大人になり結婚し、今は2児の父になりました。でも、それ以上に両親にとっては子供として40数年生きてきており、まだ継続しています。

今回は僕から見た両親という親と、僕という親を見ているわが子の視点になるべく立って考えてみようと思います。

子供の時に見えていた両親の不仲

父が厳しいというか頑固というか、一方的に母に対して怒ったり怒鳴っている姿がよく思い出されます。母は内職やパートに出ていましたが稼ぎは圧倒的に父の方が多かったので立場的に従わざるを得なかったんだろうなと今は思います。

なので、夫婦なのに父の機嫌が悪いと母は父に対して敬語になるし、機嫌が直るようにコーヒー淹れたりと、まるで王様に接するような姿がありました。

僕がある程度大きくなってから聞いた話によると、母が病気で生死の境をさ迷っていた時も、病室に来た父に「誰のおかげで、病院で寝てられると思っているんだ」と言ったそうです…。

そしてある時、僕は母が号泣している姿を見たことがあります。当時はまだ僕が小学生の頃だったと思いますが近所のスーパーに一緒に買い物に行ったときの出来事です。

そのスーパーには近所のおばさんが勤めておられたので、時々買い物に行っては雑談していました。その時も雑談してるのかなと思ってましたが、会話を少し聞いていると「実家に帰らせてもらえない」といった話が聞こえました。母の実家は車で1時間ちょっとのところです。

そのあたりの話をした時から、母の中で何かがあふれ出して止まらなくなったんでしょう。店内で号泣しだしてしまいました。おばさんが肩をなでながら一生懸命なだめている姿を僕は少し離れたところから見ている、そんな光景を今でも鮮明に覚えています。

なぜか少し離れて母とおばさんがいるので、当時の僕も子供ながら距離を取ったのか、記憶の中だけで距離をあけてしまったのかわかりませんが、今から30年以上前の出来事なのに未だに忘れることができない記憶です。

それから両親も歳を取り、ほんの少しは父もましにはなりましたが、相変わらず母にはきつくあたります。ただ兄夫婦が同居してからは、母も兄夫婦に多少守られるようになったのか、今度は今までのうっ憤を晴らすかのように陰で父の悪口や馬鹿にした言葉、愚痴を言い出すようになりました。

父が母を罵る姿
母が号泣しながらも耐えてきた姿
母が陰で父の悪口を言う姿

僕はこれらの光景や言葉をずっと見たり聞いて育ってきました。大人になって冷静に話を聞けるようになったとはいえ、昔父がとった行いの報いもあるのだろうとはいえ、

お互い僕の親であることは紛れもない事実で今後も変わりません。

できることなら老齢となった今、残りそう多くは残っていないであろう人生を夫婦仲良くのんびり過ごして欲しいという願いも届くことなく時間だけが過ぎていきます。

今でもトラウマが残っている

今でも大きな声を出す人や、怒鳴り声、機嫌の悪い人を見ると委縮してしまいます。とはいえ、これらのシチュエーションになって楽しめる人や委縮してしまわない人はほとんどいないと思うので、一概にうちの両親が不仲だった影響だとも言い切れませんが、ことあるごとに両親のそのような光景が浮かんで、身構えてしまうのは昔から変わりません。

親が不仲な環境で育った子供はどうなるのか少し調べたところ、「アダルトチルドレン」という言葉が出てきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3

親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3

また、上記のWikipediaの中には以下のような特徴があると考察もされています。

  • 自分の判断に自信がもてない。
  • 常に他人の賛同と称賛を必要とする。
  • 自分は他人と違っていると思い込みやすい。
  • 傷つきやすく、ひきこもりがち。
  • 孤独感。自己疎外感。
  • 感情の波が激しい。
  • 物事を最後までやり遂げることが困難。
  • 習慣的に嘘をついてしまう。
  • 罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。
  • 過剰に自責的な一方で無責任。
  • 自己感情の認識、表現、統制が下手。
  • 自分にはどうにもできないことに過剰反応する。
  • 世話やきに熱中しやすい。
  • 必要以上に自己犠牲的。
  • 物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。
  • 他人に依存的。または逆に極めて支配的。
  • リラックスして楽しむことができない。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3より

いくつか、「あてはまっているな」と思うところもありますし、「あてはまっていたな」と過去形で言えることもあります。ただいずれも判定は自分自身でしかないので、客観的に見たら該当しているのは違う形かもしれません。

いずれにしても、今こうしてこんな記事を書いて不安を感じている時点で、あまり良い雰囲気の家庭ではなかったのかなと今となっては思います。

アダルトチルドレンから少しでも脱却できたと思えたのは先輩や妻のおかげ

僕自身は母が好きで、母っ子だったと自分でも思っています。特に末っ子なこともあり母も僕を甘やかしていました。ところが10代の頃の僕は気が強く、支配欲もあり、まるで父の生き写しかのような振る舞いをしていました。

家族でもない相手(友達)などとはトラブルも起こしましたし、距離をあける人、自分に対してはれ物に近づくような態度の人もいましたし、それらにうすうす気づいていたものの自分に非があるようには感じていませんでした。

ところが、社会人になってから自分は変わりました。というより変わらざるを得ない状況になったといったほうが正しいのかもしれません。社会人になって組織の中にいると、叱ってくれる先輩や上司がいました。当時も反発していましたが、正論や優しく諭してくれる先輩がいて、僕自身も「ダメだ」と思い出したんだと思います。

そして一番自分が変われたと思ったのは妻と結婚する時でした。

僕は元々子供は好きで姪っ子などをたいそう可愛がりました。「いつか自分の子供が欲しい」と思っていましたが、当然ながら一人では子供ができません。相手が必要です。そんな時妻と知り合い、基本的にのほほんとしている(時々毒を吐く)妻に魅力を感じましたし、「一緒にいるためにはトゲトゲした性格ではダメだ」と思うようになったんです。

妻と会ってからというものの、不思議なことに自分ものほほんと、ぼーっとするような穏やかな性格になりました(それがひどくなって、何事も詰めの甘い人間になってしまった…)自分で言うのもなんですが、本当に変わりました。自分でも驚くほどです。
というより、本来の自分はトゲトゲした性格ではなくて、気の小さい臆病な人間だったのが、妻と一緒にいることで、仮面が取れてようやく「素の自分」が表面にでてきたんじゃないかと思っています。
実に30歳になってからのことです。

それからというものの、不思議なことに仕事もそこそこ評価されるようになり昇進もしました。本当に意外というか、良い意味で力が抜けたというか。事がうまく回りだすようになったんです。

僕は何回か転職していますが、以前お世話になった先輩の勤めている会社近くに行く用事があったついでに、15年ぶりぐらいに会いに行きました。当時の失礼をどうしても詫びたかったんです。

お世話になった先輩のうち、何人かは退職されていましたが、お会いできた先輩に当時の失礼を詫びました。結果、「お前、丸くなったな。昔はひどかったぞ」とお互い笑いあうことができました。

子供だった僕にとっての身近な大人である親の不仲を見て、ある種アダルトチルドレンとして成長してしまった僕にとって、先輩や妻の存在のおかげで少し変わることができたのかな、とようやく思えるようになりました。

子供は見ている

当時の僕が親を見ていたように、子供は見ています。そして感じています。親の異変を。

僕は何かに骨抜きにされたかのように、ぼーっとして、怒ることもだいぶ減りましたが、日々忙しくしている妻は時々不機嫌になる時があります。女性特有のホルモンバランスの変化や、僕がぼーっとしているのに腹を立てていることもあると思うのですが(申し訳ない…)、それを見た娘が「ママ、どうして怒ってるの?」と聞くことがあります。

それを聞いた僕は隣ではっとしてしまいますが、娘に説明できません。なので、娘を連れて部屋を出て遊んだり、おどけたことをして娘を笑わすようにしています。

妻も自分でもわかっているんでしょう。しばらくしたら優しい顔になって娘と向かい合います。すごく頑張ってくれているんだと思います。エライなと思います、本当に。

では、これからどうしたら良いのか

まとめのつもりが、どうしたらいいのか正解がわかりません(もし、ここまで読んでくださった方がいれば本当に申し訳ない)

とにかく家庭では夫婦仲良くしていたいので、僕自身はあまり深く考えないようにしていますし、こだわりを持たないようにしています。家の事も妻がやりたいように好きなようにしたらいいよって感じでいます。僕は寝るところがあればいいです(笑)

変にこだわりがあると、それが妻と一致していればいいですが、そうじゃなければ折り合いがつかないですし。

あと、お互いイライラを感じたら部屋を出て物理的に距離を取ります。そして、一呼吸を置いてから面と向かって話をするといっきに吐き出てしまいそうなので、SNSなどで「相談なんだけど」という形でコンタクトしてみることを心がけています。

結果、聞き入れてもらえないこともありますが、それならそれであまり深く考えないようにしています。妻のやり方もあるでしょうし。

負の連鎖という言葉があります。だとすれば良い方向へも連鎖することだってあると思います。

病は気からという言葉があるなら、元気も気持ちから変わることだってあると思います。相変わらず語彙力がなくて情けない限りですが、親の不仲を見てきた経験、先輩や良いところがたくさんある妻と出会えたという貴重な経験を経た自分だからこそ、率先して家族を良い方向に進められたらなと思っています。

今日もふわーっと家に帰りましょう。そして食後にコーヒー飲んで、寝る!

明日は明日の風が吹くはずです(最後は神頼みかーい!)

おしまい。

The following two tabs change content below.

かずけ

小さい間は手がかかるため、親として余裕が持てず可愛い場面に出会ってもなかなか記録に残せませんでした。 上の子が少し大きくなったのをきっかけに、さり気ない言葉や仕草を残していこうと思います。 詰めが甘いへっぽこブログですが、くすっと笑えて、ちょっぴり役に立ちそうな出来事を書いていきます。
タイトルとURLをコピーしました