(IT企業編 アウェイな環境且つ多重請負(SES)で12年常駐)

ookinakabe 転職・仕事

こんにちは。詰めの甘いかずけです。

転職関連の前回の記事で、ようやくIT業界で働けるようになったことを書きました。

先輩方と同じ常駐先で反発しながらも、様々なアドバイスや経験を積んでいた僕でしたが、他社に業務を取って代わられることになり、先輩たちと唯一違うチームにいた僕だけ契約解除されてまたひとりぼっちに。

次の常駐先は自宅からは近いものの、大手メーカだったため、グループSierの方々で固められたチームに唯一完全外部企業の僕が初めて入ったこともあり、それはそれは存在すら無視されるような完全アウェイな環境でした。

4社目:客先常駐で空気のような存在に

当時の契約は最終的な発注会社(常駐先)との間に5社挟んでいました。5社はなかなかすごいですよね(笑)

その間の名刺をすべて持っていましたので、会ったこともない会社の名刺を5種類(自社のも入れると6種類)所持していたことになります。もうね、そら自分がどこの誰なのかもよくわからなくなりますよ(笑)

さて、常駐していたチームでは僕以外みんなグループのSierだったので完全アウェイ感がすごく、話もしてくれないし、仕事に必要な管理者のアカウントも教えてもらえず、「内線だろうが外線だろうが関係なく、ただ電話だけ取っていれば良い」と言われました。着信音の種類で内線・外線の区別はつくようになりましたが。


また新しく入ってきたにも関わらずいつまで経っても座席表に名前を入れてくれなかったため、内線電話を取っても僕の存在は誰も知らない状態が続き、しばらくはひたすら取次だけしてました。

そんな状態を見かねたプロパーの方がようやく座席表に名前を入れてくれて、徐々に常駐先のエンドユーザさんとコンタクトが取れるようになりました。

この常駐先は書き始めたらきりがないぐらい色々あったので、今後機会を見て書いていこうとは思いますが、最終的に12年常駐していました。後にも先にも常駐SEで12年いたのは僕だけです。

そして最後には僕経由で最大4名増員してもらえました。常駐先でもちょっとは評価されたのかなと思いました。

自分なりに努力はしたつもりでも、所属会社という見えない壁は超えられないと思った

こちらに常駐している間に所属会社だけ変わりました。もちろん前の所属会社とは揉めましたけどね。退職届も受け取ってもらえず、片道1時間以上かけて本社に2回通ってようやく受け取ってもらえました。

待遇は多少よくなったものの「ほんの少し」で、いくら資格を取得しても、意見を述べても下流の請負という立場というだけで、仕事は任せてもらえず(僕の力量が足りなかったのかもしれませんが)、安月給で「作業」だけを行う日々を悶々と過ごしていました。

僕自身、資格は頑張って取っていた方だと思います。その後の転職活動でユーザ企業の面接を何社か受けた際にも資格取得の数は注目してもらえました。もちろんIT系の仕事されている方は資格なんて役に立たなくて経験がすべてという意見もあると思いますし認めます。実際資格も基礎レベルと言われれば事実ですし、資格を取ったところで自分でも使えないやつだなと自分自身に対して感じていたのもまた事実です。

でも、「頑張って自腹切ってでも資格とったんですよ」というのは認めて欲しかったです。そしてそれらを活かせる仕事の幅を増やしたかったです。

ほんの少しの給料アップを目指して所属会社を変わり、結婚して共働きをしていましたが妻より給料も少なく娘も生まれた段階で「これ以上、客先常駐で努力しても、所属している会社が下流でいる以上、努力は報われない。上流工程もさせてもらえない。年齢はあがるがスキルや経験も積めない」ということで転職活動を開始することを決心しました。

見えない大きな壁を越えよう超えようと自分なりに努力してきたつもりでしたが、ようやく諦め、自分のスキルのなさを認め、受け入れることで壁を超えるのではなく、回避して別の道に進む決心をしました。その時既に40歳手前。我ながら気づくのが遅かったなと自分のポンコツぶりに嫌気がさします。

所属会社を退職する手続きの為、会社に帰社して社長に直接退職届もお渡ししようと思っていましたが、僕が所属会社に戻るのは知っていたはずなのに帰社した際には既に社長は退社しており、最終的に事務の女性に退職届を渡すことになりました(上司もずっと受け取ってくれなかったんです)

念のため退職最終日に社長の携帯に電話しましたが出てくれませんでした。今思えば社長の期待を受けていた分、反動があったのかなと思っています。当時の会社の中では比較的頑張っていた方だと思いますし、あるボーナス時期には上司より「今回はお前が社内一(といっても100名程度の会社です)評価されているからな」と言われたことがありますし(実際あの会社にしてはまーまーのボーナスがもらえた)、社長の私用携帯の番号も教えてもらっていました。

とはいえ、僕の人生は会社の為ではない。自分の為だし、今は家族の為にも、前に前に進む必要があると決心した気持ちは強かったので退職時の理不尽さや嫌味には屈するつもりはありませんでしたし、もう慣れっこでした。(退職に関してはグダグダしたので今後記事に書いていきます)

12年も常駐していたので、このまま常駐先で頑張ってもっと待遇をよくしたいという気持ちもありましたが、年齢を重ねてもスキルや経験が積めなかったこともあり、最終的には「もうIT業界では勝負できるスキルもないのは認めるしかない。でもIT関係の仕事は続けたいので別の業界でIT関係の仕事(=社内SE)を目指したい」とある種、冷静に自分を見つめることができたと思っています。

今でこそユーザー企業で社内SEをしていますが、僕は「IT業界からドロップアウトした人間」なのです。

今後は、社内SEへの転職活動、転職して一人情シスになったこと、ITに理解のない上司の下でのめちゃくちゃな仕事から、いつの間にか採用活動の面接官を経験したり、20年以上停止していた現在の職場での奮闘などを書いていきます。

【ご参考】僕が転職活動の際に何度も心が折れそうになっても、気持ちを支えてくれた本です。

「嫌われる勇気(本)」


嫌われる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気(kindle)」


嫌われる勇気

「幸せになる勇気(本)」


幸せになる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教えII

「幸せになる勇気(kindle)」


幸せになる勇気

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)(kindle版)」


「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

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かずけ

小さい間は手がかかるため、親として余裕が持てず可愛い場面に出会ってもなかなか記録に残せませんでした。 上の子が少し大きくなったのをきっかけに、さり気ない言葉や仕草を残していこうと思います。 詰めが甘いへっぽこブログですが、くすっと笑えて、ちょっぴり役に立ちそうな出来事を書いていきます。
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