転職を決意。人生ではじめてショックで気を失いそうになった言葉。

sasaru 転職・仕事

こんにちは。詰めの甘いかずけです。

努力する方向を考え直した結果、腰を据えて社内SEになるべく転職活動をすることを決心しましたが、決心するきっかけはもう一つありました。

多重請負では単価何てめったに上げてもらえない。

これまた常駐SEをやっている人は共感してもらえると思いますが、多重請負で常駐SEとして仕事している場合、間にある中抜き企業や、自社が潤ってばかりで末端のエンジニアに入ってくるお金なんて雀の涙程度なんです。

常駐SEの場合、多くがだいたい3ヶ月ごとに契約更新をしていくと思いますが、その際に契約単価があがることなんて、まーほとんどありません。契約先の上流企業だって、「いつも頑張ってくれてますよー」と仮に心にもない言葉を言っていたとしても、「じゃ、単価あげてください」と言おうものなら、「でもねー、〇〇がダメなんですよねー」や、「いや、うちも厳しくてね。発注企業が単価をあげてくれないんですよ」と言われておしまいです。

そりゃそうです。
発注企業としては業務を丸々発注しているだけで、業務そのものが変わらないのに、仕事してる人が年取ったからって、お願いしている業務は変わらないのになぜ発注金額をあげないといけないのかっていう話です。

数年に一度ぐらい1500円とか上がる時があります。でも、これは実際は数年に一度のタイミングで10000円ぐらい上がった単価のうち、エンジニアに対して「1500円ぐらいあげとこか」みたいなもので、昨今の社会保険料や年齢があがるにつれて負担になる介護保険などを考えると年々手取りが減っていくんです。「日々頑張ってるのに毎年給料が減っていく」って本当に実際体験してみると、ショックを通り過ぎて笑えますよ。「働いても増えないどころか減るのか」って。

当時40手前だった僕は、結婚して娘が生まれたばかりでした。妻も正社員で働いてくれていましたが、僕だけの収入では生活できませんでした。なんせ40手前で子供一人いるのに手取りが毎月17万ぐらいしかなかったんです。これ、ちょっとした新卒の一般事務の女の子より少ないんじゃないかと思うぐらいの金額ですよね。毎月給料明細が来るのが苦痛で苦痛で仕方なかったですし、見てもいませんでした。

その分残業はなかったので、料理はできないのですがそれ以外は犬の世話も含めてすべてやっていたつもりでした。夫婦2人で頑張れば、と思っていたのですが…。

2人で頑張れば暮らしていけると思っていたのは僕だけ…?

「今は共働きの時代だし2人で働けば暮らしていける」と思っていたのは、どうやら僕だけだったようで、ある日車を運転中に妻から「私はいつまで、あなたの安月給に付き合わないといけないの?」と言われました。

僕は「夫婦二人で頑張れば…」と思っていたのでショックが大きく、車のハンドルを持ちながら意識が遠のきました。今でもその瞬間は覚えています。周囲の音も聞こえないんです。本当に「さーっ…」と音が消えていくんです。

ちょうど信号待ちだったので良かったですが、「運転中だ!いけない!」と思い、我に返って信号が変わった途端にアクセルを踏みましたが、妻に対しては「ゴメン」としか答えられませんでした。

娘もいて車で買い物した帰りに言われた言葉ですごいショックでしたし、妻は僕に対してそんな風に思っていたのかと思うと悲しく、そして惨めな思いでした。

この記事を書いている僕は40歳過ぎていますが、人生40年生きてきて、さんざんひどい言葉を投げかけられたことはありましたが、意識を失いそうになったのは後にも先にもこの時だけでした。

この出来事も、僕が一念発起して転職しようと考えたきっかけになりました。

かくして僕は当時37歳にして、まだ見ぬ5社目の会社にオアシスを求めて転職という長く暗いトンネルを突き進むことになります。

【ご参考】僕が転職活動の際に何度も心が折れそうになっても、気持ちを支えてくれた本です。

「嫌われる勇気(本)」


嫌われる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気(kindle)」


嫌われる勇気

「幸せになる勇気(本)」


幸せになる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教えII

「幸せになる勇気(kindle)」


幸せになる勇気

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)(kindle版)」


「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

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かずけ

小さい間は手がかかるため、親として余裕が持てず可愛い場面に出会ってもなかなか記録に残せませんでした。 上の子が少し大きくなったのをきっかけに、さり気ない言葉や仕草を残していこうと思います。 詰めが甘いへっぽこブログですが、くすっと笑えて、ちょっぴり役に立ちそうな出来事を書いていきます。
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