【社内SE】求められるスキルはITスキルばかりではない

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こんにちは詰めの甘いかずけです。

社内SEに求められることとしてネット上でも以下がよく挙げられます。

・コミュニケーションスキル

・業務知識

・ITスキル

「もう既に知っている」、「聞いたことある」という方も多いと思いますが、僕が実際社内SEになってみた感想と実情、経験からこれらの内容をもう少し深堀していこうと思います。

社内SEに求められるコミュニケーションスキルとは

特に非IT企業の場合は、システムを駆使して物事を解決してあげる力というより、不満を聞いてあげる力の方が圧倒的に大事だと思います。

つまり「聞き上手になること」です。

「そんなことググってよ」と言いたいことを飲み込んで聞いてあげる。これ、けっこうしんどいです。

僕なんてすぐに態度や表情に出てしまうので本当にしんどいです。ITを少しかじった人同士ならすぐに分かり合えるようなことであっても理解してもらえません。

ボタン一つで劇的に何かを改善することなんて不可能ですし、時間がかかるといっても理解してくれない人、何かを説明しても「え、でも〇〇ならできるでしょ?」など常に何かしら意見を返してくる人だと本当にしんどい。

そういった場合も僕はなるべく聞いてあげるようにして、説明しても理解してもらえないなら、感情的に「もういい!」と切り上げたくなることをぐっとこらえながら、「お気持ちやご希望はよくわかるのですが、現時点では〇〇が精いっぱいで、それ以上になると私では判断できかねますので、上司に相談します」などといって今言える回答を繰り返すような場面もあります。

「現時点でできることを精いっぱいしている」ということを理解してもらうしかないです。いくら何を言われても今すぐに100mを8秒で走れと言われても無理なものは無理ですから。

なるべく自分の感情を押し殺して聞いてあげる。本当、コンタクトセンターの方は日々大変な仕事だとつくづく思います。いっそのこと機械やコンピュータ相手の方が楽かもしれません。

あと僕が気を付けていることは「ゆっくり喋ること」です。これは感情的になってしまうのを抑える効果があるので、特に気を付けています。

意識してゆっくり喋る。これ大事です。

社内SEでも責任者になるとまた別のスキルが求められます。それは責任者として優先順位や決断をして理解を求めることでしょうか。

結局僕が捌けなかった内容であっても、上司は最終判断をしないといけないわけで、仮に僕と同じような回答をするにしても重みが全く違ってきます。

僕はまだ作業員に過ぎず、責任者という立場になっていないのでよくわからないところもありますが、責任をもって判断すること、多少強引でも周囲を引っ張っていくことは、聞き上手に加えて必要なスキルだと思ってます。

業務知識

これは会社によるかもしれませんが、僕が社内SEになって一番苦労したのがこの業務知識でした。特に一人情シスの場合は絶対不可欠だと思います。

ずっとIT企業にいた方が非IT企業の社内SEになる場合、携わっていたPJによっては業界知識など知る機会もあるかもしれませんが、多くがシステムが動く動かない、繋がる繋がらないの世界で仕事しているというケースも少なくないと思います。

社内SEになると、会社業務全般の知識が必要でメーカーであれば生産管理、販売管理、さらには物流関係から役員に提出する原価計算や会計関係の知識も求められます。

実際僕もこれらの知識を求められましたがはっきり言って不可能で全くついていけません。というよりこれらをすべて網羅している人なんてのは、会社の中でもほとんどいないと思います。

実際僕もこれらの知識を求められましたがはっきり言って不可能で全くついていけません。というよりこれらをすべて網羅している人なんてのは、会社の中でもほとんどいないと思います。ですが、社内SEはそれらを要求されます。

業務知識があるのとないのでは仕事への取り組むレベルというかアドバンテージを感じずにはいられませんでした。

なんせ入社2年目などの若い子が言ってる会社業務をすぐに理解できないんです。

これも先のコミュニケーションスキルに通ずるものがあって、わからないところは教えて欲しいと素直にお願いすると、結構皆さん教えてくれます(中には馬鹿にするような冷たい人もいますが。。)

会社に入ったらその会社特有の仕事があるのは間違いないのですが、もし社内SEとして業界を絞っているならその業界の動きや基本的な知識は身につけておかないと社内SEになってからが本当にしんどいと思います。

ITスキル

これも会社によりますが、社内SEになって「ITスキルはあるに越したことはないが、ベンダーと話ができる程度のレベルで良い」と感じました。

特に一人情シスの場合は、いろんな立場の人からいろんな要望が出てくるので、それらをいったんすべて受け止めてベンダーに相談するという仕事で忙殺されます。

とても一人でさばききれないので、いかに聞き上手にヒアリングした内容をベンダーに伝えられるかという橋渡し的なスキルが必要になります。

実際この記事を書いている僕は社内SEになって3年半ぐらい経過していますが、転職を思い立った当時に勉強したMCP(サーバ関係)、VBAなどは使う機会がほとんどなかったこともあって正直だいぶ忘れてしまいました。特にサーバ関係はほっとんど触る機会がありません。自分の得意分野を生かすことが必ずしもできないんだなというのが社内SEになって痛感していることです。

インフラ関係なんて、「勝手に動いてつながっている」だけで、そのまま手つかずに放置されているケースがほとんどです。

僕自身IT業界では勝負できないと思って業界を出た人間ではありますが、Sierの人との差が今まで以上に、しかも急速に差(スキルと経験)が広がっていると感じています。

まとめ

社内SEは広義ではシステム関係の仕事となりますが、求められている仕事はITというよりは、何でも屋さん、便利屋さんという立場であり様々なことを求められます。本当に広く浅くを対応していかざるを得ない状況です。

例えば「自分は〇〇だけを腰を据えてじっくり極めてやっていきたい」と思っていたとしたら社内SEとしてはなかなか難しいと思わざるを得ません。

基本的に社内SEは「総合職」であって場合によっては営業や工場のライン、配送センターなどへの異動もゼロではないです(とはいえ、他部署に配属になる時は左遷や、部署の閉鎖などだと思いますが)

またシステム開発をするといっても、会社ですでに使用されている言語がある場合、新たにその言語を覚える必要があります。たとえそれがレガシー言語となっても、場合によっては覚える必要があります(僕自身、レガシー言語で開発はしていませんが運用はせざるを得ない状況になりました)

システム関係とはいえ、もともとのIT企業とは似て非なるものが社内SEですので、転職をお考えの際はいろんな記事を見て企業研究を念入りにされることをお勧めします。

【ご参考】僕が転職活動の際に何度も心が折れそうになっても、気持ちを支えてくれた本です。

「嫌われる勇気(本)」


嫌われる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気(kindle)」


嫌われる勇気

「幸せになる勇気(本)」


幸せになる勇気 特装版 自己啓発の源流「アドラー」の教えII

「幸せになる勇気(kindle)」


幸せになる勇気

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)(kindle版)」


「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

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かずけ

小さい間は手がかかるため、親として余裕が持てず可愛い場面に出会ってもなかなか記録に残せませんでした。 上の子が少し大きくなったのをきっかけに、さり気ない言葉や仕草を残していこうと思います。 詰めが甘いへっぽこブログですが、くすっと笑えて、ちょっぴり役に立ちそうな出来事を書いていきます。
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